Hidden

Micael Hanke作。
相変わらず恐ろしい映画をつくいる人だ。
人間の罪悪感というのは、これほど人を苦しめ続けるものなのだろうか。罪悪感を持ち続ける事自体が良心的に見えるほどハンケの映画の登場人物は罪悪感に駆られる。

あるアッパーミドルクラスの家庭にある日ビデオテープが届けられる。テープは、誰かが彼らを監視するし続けていることを告げる。そこから、ダニエル・オチュール演じる主人公が、子供のころついたある嘘と、フランス本国人と植民地出身者の政治的力の非対称の記憶が掘り起こされる。

恨みは深い。

本当にこれだけの罪の意識を持っているのなら、まだ望みはあるのかも。