Kis Me Girl Your Old One

君が代の替え歌だって、オモロ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000000-san-soci http://www.sankei.co.jp/news/060529/sha009.htm でもさあ、君が代三唱に反対するのに、こんな暗号使わなきゃいけないって、かなりひどいね。 正面から声を…

色々サウンド・デモ

Micael Taussig のレクチャーをたまたまロンドンに来ていた、『帝国』『マルチチュード」の日本語訳者、水島教授と聴きに行く。 ”色”を物質として、生き物として、自治的な存在として捉え直すというかなり飛んだお話で、こんなニューエイジみたいな話を頭悪…

V for Vendetta

ああ、面白かった、これ、お勧めです。 銃弾喰らっても死なないガイホークスの、"Idea is bullet proof"っていうセリフが決まってた。でもここ数年、11月5日が近づいても、ガイホークス人形を作って”Penny for Guy"と路上で小銭を求める子供たちに出会う…

Kidlut Hood

Notting Hillあたりの今時のティーンエイジャーのお話。 A certain extent of gramalization of mandane teenage law lives with a predictablly moralistic ending.といったところでしょうか。 黒人の男の子がちょっとディンゼルワシントンに似ていてかわい…

シリアナ

何とも複雑な話で、登場人物がやたらと多く、しかも場所が中東のどこそことアメリカのどこそことヨーロッパのどここそこをカット代わりでそっと場していくので、この話がいったいどこへ向かっているのやら、前半全然わからない。かといって退屈することもな…

Hidden

Micael Hanke作。 相変わらず恐ろしい映画をつくいる人だ。 人間の罪悪感というのは、これほど人を苦しめ続けるものなのだろうか。罪悪感を持ち続ける事自体が良心的に見えるほどハンケの映画の登場人物は罪悪感に駆られる。あるアッパーミドルクラスの家庭…

New World

長い、のろい、かなり退屈だった。 さて、テレンスメリックはどうしてしまったのだろう。 Mはイスラエルとパレスティナの寓話としてみるとどうのと言っていたが、私にはちっともぴんとこない。無理矢理連れてった息子は完全に退屈しきって隣の席でだれてい…

Munic

確かにこの映画をユダヤ人勢力が牛耳るハリウッドでつくるというのは並大抵のことではないのだろうと思います。Inspired by real event.とはじまりに出てきますが、この手の現実の事件を素材にした映画、それも政治的に微妙な素材を扱う場合、通常の劇的な手…

constant gardener

市民活動家の英国人女性が外交官と結婚してケニアに行く。そこで無料医療と引き替えに新薬の人体験をアフリカで行う製薬会社と、英国政府の裏取引を告発しようとするが殺される。よくできたありそうな話。貧しいものに選択の余地はない。人体を売る。しかし…

Jar Head

サム・メンデスの新作。同等と結末に同じナレーションが繰り返される。 「・・・一度ライフル持った手は、その事を忘れない。その手で家を建てようと、恋人を愛そうと、赤ん坊のおむつを取り替えようと。海兵隊員は、その手でライフルを握った事は消し去れな…

Brokeback mountain

Ange Lee監督評判のゲイ映画。とはいえうちの近所の映画館はかなりの入りで、多くはヘテロカップル、見た目で明らかにゲイ風な人達というのは目に付かなかった。これはもうあれから20年近くが経つわけだけど、Ang Leeがウェディング・バンケットつくったと…

Waht do we know about entertaining Americans??

Momoire of Geisha- Syuri観てきました。個人的に見所の多い面白い映画でした。 とはいえ、客観的にドラマとしての評価してどうかと聞かれれば、それは高くありません。芸者置屋に売られていって、つらい子供時代に親切にかき氷を買ってくれたおじさん、Chee…

グローバル資本主義下の職業倫理は人権を守るか?

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060114ホテル・ルワンダについて貧乏人は死ねという言うのもグローバル資本主義なら、お金さえ払えば皆平等にお客であるというのも確かにグローバル資本主義の一面ではあるでしょう。でも、これを持って、職業倫理が差別…

愛国心はなぜ、悪いか?

>愛国心が叫ばれはじめると困ることとはいったいどのようなことをさすのでしょうか?という設問に対して、Identity (自己同一性)の見地から主に考えてみたいと思います。Swan_slabさんが仰るように現代社会では人は誰でも複数の自己を持ち、その場その場…

嘘つきは民族主義者のはじまり、あるいは民族主義は嘘つきのはじまり

このお話はセカンドカップのコメント欄からの続きです。http://d.hatena.ne.jp/Soreda/20050324最近、アイスランドに行く機会がありました。あんな北なのにメキシコ暖流のおかげで気候は驚くほど穏やかです。かつては緑に覆われていたそうで、壮大な温泉露天…

愛国心は錯誤か?

先日のコメント欄の続きです。Swan-slab sannへ マルキシスト的な考え方をしていくと、「愛国心」=「虚偽観念(イデオロギー)」=錯誤という事になるわけですが、実は私はそうは考えていません。その考え方に沿っていくと「錯誤」を取り除けば、背後にある…

愛国心の自家発電

このエントリーは「湾曲していく日常」のコメント欄に於けるやりとりの続きです。以下をご覧下さい。 http://d.hatena.ne.jp/noharra/20050320 Swan_slabさんの発言には私としても興味のある、きちんと話し合いたい論点がいくつもあるのですが、何せ遅筆故、…

左翼と右翼

日本でいうところの左翼と右翼というのが実はなんだかよくわかっていないのだが、それでも何故か、左翼過激派呼ばわりされてもたいして気にもとめないが、右翼国粋主義者呼ばわりされるのは心外である。と言うことはとりあえず自分では左翼と思っているとい…

曖昧なコスモポリタン

何かと曖昧だと言われる日本人であるが、曖昧ではないものが一つある。 それは自分たちが、日本人で以外であり得ないという、確信である。 境界は太い線でしっかりと敷かれ、本質は永遠に内側にある。 外側は常に外側であり、内側は常に内側と認識される。 …

徳の高低

昔は、当たり前みたいな道徳説教たれるのがウヨで、それに反発して相対化するのがサヨだったわけだが、それが逆立ちしてしまった図が面白いし、ぶざまとも言える。http://www.janjan.jp/media/0502/0502133557/1.phpケンウェルバーというのがどういう人なの…

Rooted cosmopolitanism (p17)

Kant defined cosmopolitanism as a way of combining the universal and the particular- nation and world citizenship. As regards the concept of 'globality' (see Robrtson1992; Albrow 1996), cosmopolitanism signifies rooted cosmopolitanism, hav…

Global America?:The Cultural Consequences of Globalization.

問題はこの本の表紙写真の上方にある中国のマクドナルドの看板なのだが、「麦当労」とある。 http://images-jp.amazon.com/images/P/0853239185.01.LZZZZZZZ.jpg これを「麦とろ」と読んでもよいのだろうか?

在日外国人の日本国籍取得問題

この問題には、私に言わせると極めて明快な正解がある。日本政府が二重国籍を認めればいい。こんなサイトがあるのを見つけた。http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4037/citizenship/dual-citizenship.htm 民族主義・国家主義的な立場から、燃え上が…

日本的な何か

「自分で何かを勝ち取ったことのない国」、「外圧に弱い国」、「歴史上革命のない国」云々ということをしきりと強調する人達がここ数年とみに増えたような気がする。しかしこの、自分では自分のことはどうにもできないと言う日本的な何かというのには、いっ…

誰がネット右翼を製造するか?

誰がネット右翼を製造するか? ネットで右翼的な書き込みをしている人達の中のどれほどの人が、果たして自分は右翼であるというアイデンティティーを持っているのだろうか?たいていの場合、せいぜい自分はいわゆる‘サヨク’ではなく、極端な右も左も嫌う真ん…

Knight,, D and Willmott(1989) ’Power and Subjecctivity at Work

On Foucault's writing:His writing on power are apposite to our project because they directoly challenge and reject discourse founded upon the idea of a transcendental subject whose autonomy resides only in that space not yet colonised by p…

On Cosmopolitanism and Forgiveness

" If ...such a language combines and accumulates powerful traditions within it ('Abrahamic culture and that of a philosophical humanism, and more precisely a cosmopolitan born from a graft of stoicism with Pauline Cristianity), why does it…

Globali transformation

Cultural globalization is transforming the context in which and the means through which national culture are produced and reproduced, but its particular impact on the nature and effecacy of national culturres - on the hold and influence of…

華氏911、Micheal Moore

華氏911は、しばらく前に見ましたよ、ロンドンで。最近日本で公開になったらしく、いろいろな評判を聞くようになり、また、どう思うと人から聞かれることがしばしばですので、ここで一言。よくできたドキュメンタリー映画だと思いますよ、まず第一に。映…

そういえば

今年のD−day 記念式典は60周年記念で、生存者が大規模に集う最後の式典と言われていた。 731部隊のドキュメンタリーが作られたのも、最近になって死ぬ前に当時のことを話しておきたいという当事者たちが次々に現れてきたからだという。やはり、墓まで…